【新しい生活様式】ビジネスの場や学校については換気能力の基準を設け組み込むべき!
「ビジネスや学校の三密」について今回の注目ポイント
三密を守れば感染から身を守れるのであれば、なぜそれを進めないのか。
特に「密閉」についての認識が甘いように思えます。
注目ポイントに対する感想
屋内にお客を入れる必要のある業種やオフィス・学校などでは、一定の換気能力保有も活動再開の条件にするべき。
5月4日に政府が出した「緊急事態宣言を全国一律で延長するという結論」は、当然のことだと思います。
一方で、「外出自粛や施設使用制限などについては地域によって変えていく」ということですが、これも信頼できる数字を元に決めるのであれば構わないと思います。
ただ、縛りが厳しい地域から緩い地域への移動を制限することが大前提です。
これをどのように行うのかが問われます。
今回の本題は、ビジネスや学校においての三密です。
縛りが緩くなるということは、ビジネスや学校も再開されていくということになります。
そんな中、4日に「新しい生活様式」という言葉がでてきました。
この中にはさまざまな内容が盛り込まれています。
さて、この中で一番筆者が気になったのは、三密の内の「密閉」についてです。
新しい生活様式の「各業種に共通する留意点」の中の「施設の換気(2つの窓を同時に開けるなどの対応も考えられる)」という部分です。
はたしてこの程度の対策でよいのかが疑問です。
これまでの経過、例えばダイヤモンド・プリンセスの件などを考えると、一番恐ろしいのは、空中に浮遊する新型コロナウイルスだと考えられます。
専門家は頑なに空気感染ではないと言いはりますが、普通に考えると空中を何時間もただよっている上に感染力があるのですから、空気感染というべきだと思います。
一般認識と乖離がありミスリードにつながるので、学問上と社会上の定義を分けるべきです。
接触感染は防御がしやすいですが、室内にいるだけで感染してしまう可能性のある空気感染が一番怖いと考えるのは筆者だけではないと思います。
であれば、ただ単に窓を開けるという適当なことを言わずに、「○分で部屋の空気まるごと入れ替えられる換気能力を有すること」というような明確な基準を入れるべきだと思います。
少なくとも、人が集まるビジネスの場や学校では、一定ライン以上の換気能力を有することを再開の条件の1つにする方が安心・安全なはずです。
細かくいえば、空気の流れにも着目して、可能な限り直接的に外に排出されるような工夫はあったほうがいいでしょう。
※室内のなるべく上方で吸気してそのまま排気するなど。
この工事に必要な補助金を政府がだせばよいのではないでしょうか。
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