レムデシビル早くも供給開始!供給量は明かされず
「レムデシビル」について今回の注目ポイント
2020年5月12日に行われた加藤厚生労働相の会見で、医療機関への供給開始されたことが明らかになりました。
注目ポイントに対する感想
レムデシビルについて、7日に特例承認、11日から供給開始というスピード感は、素晴らしいと思います。
先日の記事で、「実際に誰もが使用できるようになるのはいつなのかが重要」という結論を書きました。
筆者は、供給自体の開始はもう少し遅くなると予想していましたが、実に迅速に開始されました。
残るは、供給量がいつ充分な状態になるかという問題ですね。
ただ、人工呼吸器などをつけている重症患者を対象にしているので、そこまで大きな供給量は現時点では必要ないと思われます。
ですから、これも早期に実現できるのではないかと思います。
1つ気になるのが、製薬企業からのレムデシビル提供条件に「供給量を公表しないこと」というものがあったようです。
このような条件をつけるということは、当該企業は外国企業ということでしょうか。
であれば、色々な兼ね合いから日本への供給量を本国やその他の国に知られたくないのでしょう。
いずれにしても、速やかに承認から供給がなされたことは素晴らしいことだと思います。
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